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ウルフ・ムーンの夜 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 12-2)

ウルフ・ムーンの夜 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 12-2)

ウルフ・ムーンの夜 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 12-2)

作家
スティーヴ・ハミルトン
Steve Hamilton
越前敏弥
出版社
早川書房
発売日
2001-01-01
ISBN
9784151718526
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ウルフ・ムーンの夜 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 12-2) / 感想・レビュー

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佐々陽太朗(K.Tsubota)

私立探偵アレックス・マクナイト・シリーズ第二弾。アレックスは自分は私立探偵をやめたと言い張っているが、助けを求める人を目の前にして放っておくことなどできない。優秀な(?)相棒(?)も現れた。すくなくともこの相棒は「あんぽんたん」などではない。いけ好かない野郎とおもっていたメイヴン署長が案外味のある男だったことにびっくり。今後の展開が楽しみ。シリーズ第三弾『狩りの風よ吹け The Hunting Wind』も読まねばなるまい。

2019/06/22

タツ フカガワ

ドロシーという女性が恋人の暴力から逃れるためアレックスに助けを求めてきた。アレックスは所有するロッジの一軒に泊めるが、翌日彼女の姿はなく、室内が荒らされていた。シリーズ2作目。事件の真相にはいまいち物足りなさを感じたものの、探偵アレックスに押し掛け相棒として迫るイーアンやアレックスの天敵であるメイヴン署長の存在感、それにミシガン州北部の凶暴な寒気の描写がとてもよかった。

2021/12/11

ハゲ郎

いやー久々の翻訳物の大当たり!おもろい!マクナイト、タフガイやね。それにしても寒ぶい地域の寒ぶいお話で、凍えるは。でもマクナイト熱いね。いいね。秀作。

2013/11/20

bapaksejahtera

私立探偵アレックスシリーズ第二作。舞台である厳冬期のミシガン北部はカナダに接し、インディアン居留地が点在。南部住民からは、博打場があり、暖季は猟場として冬はスノーモビルの場としてのみ認識される。主人公は近所のオジブワ族の友人から誘われ、アイスホッケーのキーパーとして白人チームとの試合に出場する。相手の主力は薬物の臭気芬々たる男で乱闘寸前に。試合後主人公の許に女がその男からの助けを求めて現れる。自分のロッジに匿った処、部屋は荒らされ女は消える。ロシア人麻薬王、連邦取締官、狷介な市警署長。個性豊かな登場人物だ

2024/10/24

koo

 アレックスマクナイトシリーズ2作目、助けを求められ匿った女性が行方不明になり自責の念から彼女を捜索するのが基本ストーリーです。前作から引き続きの脇役たちのキャラ付けに深みを感じます、特に主人公の相棒○○○○は前作とまるで別人(笑)、ただ本来主人公が聞き込み辿り着くべき情報を彼が入手することが主人公の魅力を削いでる印象でした、いいキャラしているんですが個人的にはマクナイト1人で全部こなして欲しかったです。前作程謎解き興味がなく物足りなさはありますがまずまずのハードボイルド小説でした。

2023/04/01

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