KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

狩りの風よ吹け (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 12-3)

狩りの風よ吹け (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 12-3)

狩りの風よ吹け (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 12-3)

作家
スティーヴ・ハミルトン
Steve Hamilton
越前敏弥
出版社
早川書房
発売日
2002-05-01
ISBN
9784151718533
amazonで購入する

狩りの風よ吹け (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 12-3) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

キムチ

A・マクナイトは しが無い私立探偵。シリーズ物とは知らず、最初はとっつきにくかった。もっともハヤカワ、そしてスポーツ絡みと来れば、男性向けだもの。30年の空白を置いて目の前に現れたかつての相棒のサウスポー。如何にものロマンチックな恋人探しの片棒を担ぐ羽目になった マクナイトと不動産屋の男 そこからしっちゃかめっちゃかの珍道中と相成るが。向かうはデトロイト,アウェイのストーリー。探し求めるマリアのしたたかさ・・仮面が剥がれて行ってという陳腐ストーリーだった。日本では不人気シリーズと見た。

2020/12/07

タツ フカガワ

私立探偵アレックス・・シリーズ3作目は、デトロイト・タイガーズの3A時代にバッテリーを組んでいた投手ランディーとの30年ぶりの再会から始まる。ランディーは当時メジャーへ上がる直前に付き合っていたマリアという女性を探してほしいという。正直前半は冗長で退屈でしたけれど、ランディーがショットガンで撃たれた中盤から、それまでの正邪、善悪がどんでん返しになる息もつかせぬ展開で、前半の不調(?)を補って余りある面白さでした。

2021/12/19

bapaksejahtera

元3Aの捕手で芽が出ないまま警官に。8年経って狂人の銃弾で相棒は死に、本人も弾が心臓近くに残る重症。ミシガン州北部の僻地に亡父が建てたロッジを頼りに細々暮らす中年男。行きがかりで得た探偵免許状から、伝手を頼り昔のバッテリー仲間の男がやってきた。昔大リーグに一回だけ上がった試合でKOされた時、デトロイトで遭った魅力的な娘に再会したいとの依頼。調査に掛るや彼女も、依頼者もトンだ食わせ物だった。ハードボイルドらしさも、推理小説の起伏もないし、中途半端な主人公にも信頼は置けなかったが、私の嗜好には合った作品だった

2024/11/19

koo

 シリーズ3作目、3作一貫して頼まれて嫌々私立探偵をやっている主人公アレックスがユニーク。この作品では30年ぶりに会った友人ランディから30年前の昔の恋人の捜索を依頼されるストーリーでハードボイルド?と思わせる案件ですが2人の捜索劇は中々コミカルで楽しめますし途中から銃撃、殺人が起こり重い雰囲気のハードボイルドになりました(笑)メインプロットは類似作もあるので予測し易いですが登場人物たちの見え方が一変する構成はお見事、ラストは消化不良ながら楽しめました、続編どこか出版して欲しいですね、続きが気になります。

2023/04/04

cinos

マクナイト3作目も読みました。数十年ぶりに再会した友人が会いたい女性を探すのですが、私立探偵も板についてきたような。何度も笑えました。ただラストはどうなったのか…。

2013/08/24

感想・レビューをもっと見る