氷の闇を越えて〔新版〕 ハヤカワ・ミステリ文庫 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 12-5)
氷の闇を越えて〔新版〕 ハヤカワ・ミステリ文庫 (ハヤカワ・ミステリ文庫 ハ 12-5) / 感想・レビュー
うたかたの日々
「解錠師」面白かったので積んでいた本。すっかり忘れていました。デビュー作と勢いがあり、ハードボイルドでない探偵の活躍ぶりも良いなあと、2.3作目を見つけることができればぜひ読みたいです。
2020/03/12
しゃお
【再読】初読時には友人の妻と不倫していた主人公に感情移入しにくかったせいと「解錠師」の印象が強くていまひとつハマれず。しかしあらためてフラットな気持ちで読んでみると、やや物足りないむきはあるけれど、ちょっとしたところに傑作に化けそうな気配がいくつも感じられるところが。シリーズが続く中で主人公も作品の質も成長していきそうな予感がするのですが、2、3作目は入手困難だし、それ以降は翻訳なしかぁ。残念。
2018/12/15
あっちゃん
解錠師が良かったので読んでみた!こちらは元警官の探偵とコテコテのハードボイルドで私的には苦手なジャンルだけど、さすが驚くほど読みやすく軽いユーモアが私の好みのタイプ!まぁ中盤には犯人もわかってくるし、ラストもスッキリしないけど、読後感は好印象(笑)
2016/06/16
Ayah Book
あ、「解錠師」の作者さんだったんですか。ここに来るまで知らずに読んでいた。探偵マクナイトシリーズ、第一作らしい。確かに解錠師に雰囲気似てるかも。ミステリ部分は割と単純で、中盤くらいになると何となくオチの察しはついてくる。主人公のキャラとか、ちょっと乾いた感じの文体でハードボイルド的に読ませる作品なんだろう。主人公は特にデキる男ってほどでもないけど、結構性格はいいので感じは良かった。しかしやたら出てきたけど、メイヴンって何だったんだ?ただの嫌な奴なのか。
2024/02/07
アルラ
読み友さんオススメ。「解錠師」著者デビュー作。仕事の傍らこんなのいきなり書けるのか?米ミステリ界の層の厚さったら。刑事時代に相棒を失い、自身も傷を受けたトラウマを抱えていやいや私立探偵をする…設定はハードボイルドでは定番。本物の恐怖を知っている人間の心理描写、自然描写は上手い。が、残念ながら最後までシルヴィアを好きになれなかった。結末もモヤモヤ感が残る。いいのかこれで?とはいえ、あの署長のジェラシーたっぷりの悪態が聞きたい(ソコカ)ので「ウルフ・ムーンの夜」も読もうかな。
2014/02/02
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