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天使の傷 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

天使の傷 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

天使の傷 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

作家
マイケル ロボサム
越前敏弥
出版社
早川書房
発売日
2022-03-16
ISBN
9784151832567
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天使の傷 下 (ハヤカワ・ミステリ文庫) / 感想・レビュー

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アン

「こうなるって言ったのに」サイラス達が殺された元警視の足どりを調査する一方、イーヴィの暮らす施設に不法侵入があり、親友が悲惨な出来事に巻き込まれイーヴィは行方不明に。元受刑者の支援など慈善活動を行う財団、イーヴィを守ろうと拷問を受け殺害されたテリーと獄中死した男との関係、市議でサイラスの大切な友人の悲劇の理由。次第に事件の核心へ迫り緊張感に満ちた展開。家族を惨殺した兄を見舞うサイラスと残酷な過去を背負うイーヴィらの心の深い傷が痛ましく切ない。天使の顔と千の傷を持つ少女に平穏な日々が早く訪れることを願う。

2022/07/29

ずっきん

初っ端の掴みから上手いんだよなあ。恐るべきリーダビリティ。登場人物たちも描写も文章もすごく好み。ああ、どうなるのとページを捲りまくる。ところが盛り上げるだけ盛り上げといて、は?となっちゃうのは前作と同じ。こんだけ好きがいっぱいなのにある意味すごい。後出しの多さと、予想を超えないというかそこにも届かない結末はミステリやスリラとしては致命的だと思う。サイラスもイーヴィも好きだからもうドラマでいいよ?

2022/04/08

ナミのママ

読みやすさは変わらず。サイラスが関わる元警視死亡の事件はさらに被害者が出てイーヴィとの関わりが深まる。そのイーヴィの過去。上巻に引き続き明かされるが胸くそが悪くなった。複雑に絡んだ事件の謎解きはなかなか複雑で面白い。サイラスとイーヴィの結びつきも目が離せない。それだけに結末が…。う〜ん。 でも次作が出たらやっぱり飛びつくだろうな。

2022/04/19

アオヤマ君

全体の謎も解けていき、大きな解決へと進め!サイラス。ノンストップの展開にドキドキハラハラでした。緊張と緩和の展開に、こちらも気になって気になっての一気読みでした。個人的にはイーヴィの逃避行、ボートの場面がいい。

2024/01/22

M H

下巻に入ってイーヴィとサイラスの軌跡が交わり、核心が見え隠れしてスピードアップ。いや、ホントにすごいリーダビリティー。おぞましい過去も手を緩めず、ゲロを吐きながらジェットコースターに乗ってる気分。2人とも可哀想すぎる。スケールが大きい話のようで、まだまだ先が長そうなラストもしょうがないか。また文句を言いながら続編が出たら読みそう…良いキャラ揃いだし。

2022/05/27

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