レダ
レダ / 感想・レビュー
agtk
電子書籍で再読。はじめて読んだのは大学生のときか。「メディア9」や「時の石」などの栗本さんの当時のSF作品同様、本作も青春小説であり主人公の成長の物語でもある。作者がこの時期、成長や成熟、自分は何者かを見つける過程を描くための器として小説(特にSF)を選んでいたことがわかる。作品としての出来云々はともかく、好きな作品の一つだ。
2023/05/07
たろさ
出版年(1983年)にしても古臭い。ハードSF(70年代風)が書きたかったのか? 素直にジュヴナイル書けばいいのに、と思ったけどそれはそれで(作者的な意味で)無理か……。まぁ15歳(主人公の年齢)のときに読んでれば違う印象だったんだろうけど。今の10代が読むとどうなのかな。長い話(文庫版で3巻本)だが、後半に行くにつれ設定やキャラの後付け感が強かった。推敲しない人だから……。
2009/07/05
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