ラヴ・ストーリーズ 3
ラヴ・ストーリーズ 3 / 感想・レビュー
くさてる
同テーマのアンソロジイ三冊目。やはり人間同士が理解し合うことは難しいどころかそもそも不可能で、肉体のつながりはただそれだけのことでしかなくて、常に人間は寂しく、むなしさと後悔を抱えている。80年代後半のアメリカはそういう空気だったのでしょうか。それでも読ませる作品が揃っています。いちばんのお目当てだったジョイス・キャロル・オーツの「雪どけ」はしんみりと怖い作品でした。
2013/05/23
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