鏡の中のクリスティー
鏡の中のクリスティー / 感想・レビュー
旅人(𝒕𝒂𝒃𝒊𝒕𝒐)
クリスティーの愛の小説シリーズを訳した中村妙子さんの著書。クリスティーの生涯を分かりやすく、自伝の引用などから紹介していて、作品のみならずクリスティーのことが好きな人にはお薦めの一冊です。クリスティーの作品には、クリスティー自身の体験や思考が強く反映されており、この本を読んで愛の小説シリーズを読むと、より深く小説の世界を堪能できそうです。ハヤカワ文庫では紹介されていなかった短編「愛犬の死」は、クリスティーが犬好きとのことで、愛犬への愛情が溢れるお話でした。
2022/05/15
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