王の眠る丘
王の眠る丘 / 感想・レビュー
inugamix
ハードカバー版の表紙は安彦良和。明らかにそのせいなんだけども、途中まで鋼馬章伝というか安彦漫画が脳裏に浮かんでしょうがなかった。まっすぐな主人公が波瀾万丈の冒険をする埃くさい騎馬ファンタジー、という共通点はある。ラスボス邂逅でいきなり牧野節が炸裂して我に返った。あの禍々しさはもっとちりばめてあってもいいと思うけど、終章で噴出するからこそ王道ファンタジーとしてどなたにもお勧めできるし、ラストでびっくりしてもらえますね!
2009/08/16
月夜
何百年も前の 架空の国の争いの話 かと思って 読み始めると 無線が出てきたり 飛行船が出たり かと思うと 原始の虫か恐竜のようなものを乗り物に使ったりと 背景を頭の中に設定しにくかった。 ま マンガのようなものかと思いつつ読み飛ばすことなく全部読んじゃった。 面白かったのかな よんだのなから しかし 人物の描写が 今一つなので その点でも イメージがつかめなく・・・
2014/10/04
shiro
序章は舞台と動機の説明、中盤は馬奴走レース、後半は復讐劇、そして最後はSFという構成で、独特の特徴を備えた世界観において、それぞれ違った展開し、様々な感情を楽しめる一冊。ちょっと判りづらいラストではあるが、意表をついていて巧さを感じた。
2011/07/27
tom
面白いのだけど、何か物足りない感じがした(デビュー作だからか?)。出てくる機械やら人物やらは不気味で好き。最後はよく分からなかった。
2009/09/24
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