吸血鬼エフェメラ
吸血鬼エフェメラ / 感想・レビュー
烏龍茶
大原まり子お得意の、身勝手でわがままでずるくて弱くて生命力あふれる美しい魅力的な女の物語。女吸血鬼エフェメラが騒動と迷惑を撒き散らしながらひとりで勝手に幸せになる物語。
ゆりっぺ
1998年6月8日
森野あやめ
一般的に言う「吸血鬼」の物語の規模では語れないスケールの大きさ。 SFであり神話的でもある。 最初に登場したエフェメラの物語が最終的に着地する場所は読者の想像の遥か彼方。 誰がこのクライマックスを予想できただろうか? 著者さえ予定外だったのではないだろうか? 文庫版があるのでそちらが入手しやすいかと思う。
2024/03/13
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