五十年間の嘘 (ハヤカワ・ノヴェルズ)
五十年間の嘘 (ハヤカワ・ノヴェルズ) / 感想・レビュー
熊猫
第二次対戦中のポーランドにおけるユダヤ系少年の自伝的小説。 少年と行動を共にする伯母の逞しさ。 ただひたすら生きるために最善を尽くす2人の姿が豊かな文章で綴られている。 タイトルに繋がるラストシーン、沁みる。 個人的な東江さん追悼祭開催中なわけだけど、文芸書でもその仕事の素晴らしさが分かるよ。
2014/08/28
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