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診断名サイコパス: 身近にひそむ異常人格者たち

診断名サイコパス: 身近にひそむ異常人格者たち

診断名サイコパス: 身近にひそむ異常人格者たち

作家
ロバート・D. ヘア
Robert D. Hare
小林宏明
出版社
早川書房
発売日
1995-04-01
ISBN
9784152079138
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診断名サイコパス: 身近にひそむ異常人格者たち / 感想・レビュー

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KASAO

心理学博士である著者の実体験や他の研究者の話、実際の事件などを元にサイコパスについて解説した本。彼らは良心を持たず、人間的な感情を実感できない。空っぽであり衝動的な快楽や苦痛の回避のために嘘を吐き罪を犯す。ある程度、本や映画で犯罪者のサイコパスについて知識はあったつもりだけど、実物は思っていた以上に人間として何もなく、怪物的なのかもしれない。ただ、この本は20年以上前に出た本なので、この本に書かれていることが最新の研究とかでも当てはまるのか疑問に思った。この分野について出来るだけ新しい本を読みたいと思う。

2016/08/18

Mik.Vicky

最近、仕事の関係で人の迷惑を顧みず、傍若無人な振る舞いをする人が出現したので、サイコパス気質かもと思い図書館で借りてみたが、サイコパス気質はサイコパス気質でも、連続殺人犯の説明主だった。内容は面白かったので、一応は読破したが他の本を読み直さなければ。

2020/08/03

masa

古い本ですが、今読んでも心理学的な分析というのは大きく変わっておらず、参考になります。最初に手にしたのは90年代後半で、ちょうど洋画のサイコサスペンスを漁るように読み観していた時期があり、生きていく中で出会う人に対し、その選別ができないものかと考えたせいでした。再読したのは、もの凄く嘘つきで美しい女性と知り合ったときです。一般的には魅力的で、頭が良く話も面白い。ただし良心の呵責なく人を利用するし、呼吸をするように嘘をつける、まさにそんな人でした。殺人はしなくともサイコパスはいます。知っておけば面白いです。

2016/07/22

GASHOW

サイコパスのイメージは、羊たちの沈黙のハンニバルレクターだ。モデルになった事件があった。そして、サイコパスは殺人鬼のイメージがあるが、殺人を起こす人はごくわずかで、殺人事件をおこさないサイコパスは米国で200万人はいる。良心をもたずに人を喰いものにする人たちなので、人口の2%はいるようだ。異常者という表現は彼らにとっては正しくないのかもしれない。良心が無いという正常な判断で隣人を捕食するのだ。この恐怖は、おばけよりもリアリティがありますね。

2016/07/04

ank

専門家の著作のわりに分かりやすく読みやすい。最近の安易に他人にサイコパスやアスペと言葉を投げつける風潮に危機感を持っていた。この本が書かれてから20年以上たっている。彼らの人権、生きていれば人を殺すと断言する人の生き方を真剣に考えなければならない。 新刊も是非読みたいと思う。

2020/03/20

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