引き潮のとき 第3巻
引き潮のとき 第3巻 / 感想・レビュー
スターライト
本巻では、ハビヤのパヤサバから求められている司政庁の交易とともに主権の承認問題にどう対処するかが中心に展開されている。それとともにベヤボでのロボット官僚襲撃事件、エベロート州での州自治保安官どうしの衝突、名家の一つキレニス家とウインガイ家からの舞踏会への招待など事態は緊迫していく。終盤でのロイゼ・マイヤーヌを使者としたジャクト家からの星間交流会議顧問就任要請取り下げと、談話会のキタの参加は都合がつくときだけでよいとの伝言は意外。しかし代わりに州貨発行の”陳情”には、ジャクト家のしたたかさを感じた。
2023/02/25
kuma-kichi
植民者、名家の話が徐々にきしみを上げている感じ。すこしづつたまってきたものが、いつ噴出するか...。
2016/02/14
elsys
中盤なのでいまいち盛り上がりがないな。1、2巻の過去の話があるほうがおもしろい。
2012/03/04
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