ニュー・ミステリ: ジャンルを越えた世界の作家42人
ニュー・ミステリ: ジャンルを越えた世界の作家42人 / 感想・レビュー
mejiro
J・C・オーツ「私はいかにしてデトロイト矯正院から世の中を考え再出発したか」、パトリシア・ハイスミス「かたつむり観察者」、ドン・デリーロ「ブロンクスで」、レイモンド・カーヴァー「大聖堂」、ユリアン・セミョーノフ「一九三七年の夏」、イタロ・カルヴィーノ「都市と死者」、ジェイムズ・エルロイ「ぼろい仕事」、ハーバート・ゴールド「亡命者ニコラ」、ドナルド・バーセルミ「ブラッド船長」、クラリセ・リスペクトル「Pことば」、三島由紀夫「殉教」がおもしろかった。ハイスミスの短編は映像で見たくない衝撃。
2015/02/08
くさてる
ミステリ風味の一般小説も含めた優れた短篇小説のアンソロジイとして読み応え有った。42もの作品があるので好き嫌いはあるけれど、粒揃い。有名作ではありますが、やはりフラナリ―・オコナーの「いい人はザラにはいない」が読後感が圧巻でした。
2012/10/24
ヒロくん(脱脂)
色々なテイストの作品を楽しめて良かったです。この本の中では、三島とボルヘスくらいしか読んだことなかったんですけど、カーヴァー、ヴァクス、エリスン、オコナー辺りの作品は今度読んでみたい。
2013/02/01
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