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幽霊のような子: 恐怖をかかえた少女の物語

幽霊のような子: 恐怖をかかえた少女の物語

幽霊のような子: 恐怖をかかえた少女の物語

作家
トリイ・ヘイデン
Torey L. Hayden
入江 真佐子
出版社
早川書房
発売日
1998-06-01
ISBN
9784152081711
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幽霊のような子: 恐怖をかかえた少女の物語 / 感想・レビュー

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キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん

酷い虐待の事実に気持ちが悪くなった。そこを探り出すまでの難しさに本当にプロの技術と経験が必要なのだなあ。虐待をされたと認めるまでの親の呪縛を思うと、こういう親はどこかに閉じ込めて一生出られないようにできないものかな、と思った。自分より弱い子どもや動物を虐待して喜ぶ人は更生するのだろうか。

2021/06/06

caramel

タイトルから、てっきり影の薄い子って意味だと思っていたら、全然違いました。トリイの作品を読むのは3冊目ですが、一番印象に残った作品。内容はホラーやミステリー好きの人でも興味深そうな、ちょっとノンフィクションとは思えないくらいの壮絶な話でした。でも今回もトリイの子供への接し方やものの考え方が本当に素敵で、きっと当時はまだお若いのになんて凄い女性だろうと尊敬してやまない。そしてジェイディの話す事が事実であろうとなかろうと、今後こういう事を防ぐ為にもこの話を公開する事にしてくれた事は意味のある事だった思う。

2022/08/20

4/123

再読。この作品は【ノンフィクションである】という一文で、私は自分がどこの立ち位置でどういった目線でどう読むのか、という事を物凄く気にする人間なのですが、そういった物を取り払い、不謹慎かも知れないが本音を言うのであれば、読み物として非常に面白い作品だな、と。ただ勿論この世界で目に見えはしないが、実際に血が流れ肉が削がれているというおぞましさや脈打つような悪意が存在している事は、きっと間違いなく、まるで覚めない悪夢を見続けているような読後になる。【はたしてそれらは本当にあったことなのか?】ゴーストに捧ぐ。

2017/02/20

ペルー

実際は2000年に読みました。昔の読書記録が出てきたので、追加。これは虐待の内容が最後までよくわからず、その点の読後感はすっきりしない。

ぽんぽんちかぽん

小学校の情緒障害児の教師のノンフィクション。 虐待をうけた子供の語る内容は悪魔崇拝の儀式。真実なのか、心を守るための妄想なのか、悪魔崇拝を模した児童ポルノなのか。 教師のトリィも読者も迷い困惑する。 ただ、虐待の話もニュースも、どうしようもなく腹が立つ。

2012/09/18

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