とても変なまんが
とても変なまんが / 感想・レビュー
阿部義彦
雑学王で有名な唐沢俊一さんの漫画批評。1995から98までにSFマガジンで連載されたのが元本です。私がしってたのは宮谷一彦、まつざきあけみ、川崎ゆきお、滝田ゆう、くらいで殆どが初めての人ばかり。「マンガの中における表現の様式性は、確かに進歩がない。しかし進歩がないということは安心して読めるということである。これはマンガに限るまい。小説、映画、音楽、全ての分野において、ポピュラーなものは則ち、進歩のないものなのだ。」そこから意図せずはみ出たモノの見本市です。今の漫画界には多様性を受け入れる度量も素養もない。
2017/08/27
tkm66
読み物
2001/05/30
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