KADOKAWA Group

Facebook X(旧Twitter) LINE はてブ Instagram Pinterest

Mの日記 (ハヤカワ・ノヴェルズ)

Mの日記 (ハヤカワ・ノヴェルズ)

Mの日記 (ハヤカワ・ノヴェルズ)

作家
ローラ リーズ
Laura Reese
池田真紀子
出版社
早川書房
発売日
2000-05-01
ISBN
9784152082817
amazonで購入する

Mの日記 (ハヤカワ・ノヴェルズ) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

那由多

エッチなサスペンスだよ。SMプレイで殺された妹。犯人を見つけようと姉はマイケルに接近するが、彼の魅力にミイラ取りがミイラになる展開。合わなかった。

がんぞ

齢の離れた妹フラニーを悦虐プレイ中の事故死させたと目されるM大学教授はSMの達人。どうみても怪しいが、警察には事件の2週間前に「関係を絶った」と説明し証拠はない。フラニーが復縁を執拗にせがんだのはわかった/肉食のカウボーイ国だけに、ブタに乳房を含ませセックス、パドリング、鞭打ちなどのハードなプレイが続出…やがて「お仕置き」を受けるのが快感に変わっているのを自覚し、従前のセックスフレンドには冷感になってしまったが。Mはなんと彼と同性愛プレイして秘密を聞き出し、彼と絶交させるだけでなく殺害の真犯人と証拠立てた

2023/07/24

たまきら

サスペンスより心理描写が楽しめます。快楽と凌辱の間の細いが確かに存在する境界線や読んでる自分がどこまで許せるか驚きつつ知ることができました。この本が出た時期は快楽殺人やFBI捜査官、法医学にまつわる小説がたくさん出版されています。原作「羊たちの沈黙」のクラリスはレクターに屈しますが、あれは男性目線。こちらのヒロインのほうが女性にはうけいれられるのでは。一度知ってしまったことはリセットが大変。ヒロインは魔物に変じないよう努力し続けるんだろうな。よくできている一冊です。

2014/10/02

星落秋風五丈原

妹が無残な姿で殺されているのを知った唯一の肉親である姉が、容疑者と目した人に迫っていく。しかし彼の虜になって…とミイラ取りがミイラになりました的なエロティックサスペンス。犯人は…ちょっとミスリードありましたね。

2013/06/24

lotta7

さしずめエロチックサスペンスといったところ。両手を拘束された状態で、死体となって発見されたヒロインの妹。本書は妹と交際していたマイケル(M)を犯人と睨んだヒロインが、Mに接近して判明した事を記した本(日記)です。容疑者Mはサディスティックだけれど、捕まって無理矢理…な展開ではありません。生前の妹の様子が徐々に明かされる様子が興味深い。性の描写はあるが、淡々としていて扇情的では無い。2段組みだから、読むのに時間がかかった。

2011/08/26

感想・レビューをもっと見る