凹村戦争(おうそんせんそう) (Jコレクション)
凹村戦争(おうそんせんそう) (Jコレクション) / 感想・レビュー
マウリツィウス
【古典SF総集編】西島大介提供の娯楽SF世界論は壊滅的意味での表徴=邪悪と人間性の求道した試論を意図的に排除した功績も兼ねる。叙事詩と古典SFが束ねた古典領域を破滅させるもその史実と事実と幻想をツァラトゥストラ引用を込めて吸収偏在させた状況劇場が寺山修司敬意、ゴダール=SF合計は異端/正統を合併集合させた意味で成功している究極典型。原典映画の諧謔を知り尽す作家は旧来像に含まれるナンセンスを根絶否定した。しかし、その序文、招かれざる客が到来を告げた必然根拠は最悪ケースとして神話論を帰結、再現される偽古典派。
2013/05/27
七色一味
えっと、図書館にて読破です。NDCで726.1。ふ~んと思いながら一般書架へと歩く。で、疑問。726? 720? 700? なぜ、700? NDCでの分類では──ン十年前の大学での勉強という脳内金庫を開けて、図書館学という棚を開けると、700は芸術・美術では?という回答が。なぜ? ──まぁ、簡単に言っちゃえば、マンガでしたわ、これ。よもや「あの」早川書房で、漫画文庫を出しているとは、正直私は、知りませんでした(゜o゜; 中身は、シュール。そして不条理。表紙の絵に騙されるな、と(良い意味で)叫びたくなる^^
2011/10/30
海猫
良い意味でも悪い意味でも読んでいて照れ臭い。
2010/12/26
roomy
火星人かわいかった〜笑 西島さんの画はかわいいな。
2011/10/29
笠
3.5 再読。ポスト新本格ブームにハマっていた高校の頃読んだ。オーソン・ウェルズのラジオドラマ版宇宙戦争をメインに、古い名作映画などのオマージュを散りばめつつ、田舎の閉塞感を描くSF。スマホが全国に普及して情報が均一化された今の若者には、なかなかこの閉塞感は伝わりづらいかもな。独特の絵柄もそうだし、そこはかとないサブカル臭が読む人を選びそう。昔は結構好きだったけど、今読むとちょっと青臭い感じがしなくもない。それ込みで楽しめるかどうか。しかし、なによりクリエイティブ・コモンズになっているのが驚いた。
2022/09/18
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