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狗 (ハヤカワ・ミステリワールド)

狗 (ハヤカワ・ミステリワールド)

狗 (ハヤカワ・ミステリワールド)

作家
小川勝己
出版社
早川書房
発売日
2004-07-22
ISBN
9784152085788
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狗 (ハヤカワ・ミステリワールド) / 感想・レビュー

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らむり

どす黒い女たちの短編集です。

2015/08/12

bam

サイコパス女の短編集。なんていうか犯行動機がみんな摩訶不思議だよね。「You裡」「夢の報酬」この2つがお気に入り。「夢の報酬」は青春バンド小説からのミステリー。短編だけど読み応えある。

2017/06/28

すみれ子

作者は人を苛々させるキャラクターを作るのがうまいです。キャバクラの女の子、ゆうりの狂気が一番後味悪かったなぁ。緒方先生の話は瑠璃子先生が出てくることから、恐らく「純情期」のスピンオフですよね?

2010/05/07

DK

現代悪女列伝と銘打たれているが、一般的に想像するようなファム・ファタール的なものではなく、むしろ狂女といった言葉が相応しく、常人では及ばない論理で思考し、行動する女性達と不幸にもそれに巻き込まれる事になった哀れな男達の末路。もちろん狙っているのだとは思うのだが、いずれの作品も共通して嫌な後味を残す。 5編収録の短編集だが、「夢の報酬」は中でも完成度が高く、ミステリとして読んでも秀作。ちなみにこの扇情的な表紙は、刊行時には帯で下半分が違う図柄になる仕掛けだったらしい。

2009/12/12

chika

真梨幸子さんの5人のジュンコが浮かびました。 現代版悪女の邪悪な物語!

2016/11/13

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