さよならを告げた夜
さよならを告げた夜 / 感想・レビュー
キクチカ いいわけなんぞ、ござんせん
ある夜夫がピストル自殺し、妻と幼い娘が行方不明になる。夫の父親が探偵リンカーンに母娘の捜索を依頼する。弱冠21才が書いたミステリー。うーん、だけど何となく予定調和的。ああなって、こうなって、でもうまくいかなくてこうなるんだろうなあ、という感じに話はすすむ。自分がいろいろ読みすぎちゃったのかなあ。それでも純文学とかは予測不可能でまだまだびっくりさせられるので、ここはまた純文学に戻る時が来たのかもしれぬ。
2016/04/17
choco
これを21歳が書いたとは!ロマンス嗜好ですが、もとはサスペンス好き。たまには、と手に取りましたがロマンスも差し込まれていて…と思いきや!組み立て方がすごい。会話の筋もキレてて、デビュー作とは信じがたい出来映えでした。
2016/05/21
アンコ椿
主人公の魅力がイマイチ。でも読みやすいのでOK!
2013/01/25
水浅葱
若々しくて読みやすい。ありきたりな設定だけど、漂う雰囲気がいい。サラッと読めてしまうので、緊迫感があまり感じれないく、少し物足りない。でも、これがデビュー作だからなぁ。今後にも期待。
2010/07/18
アラフシア
21歳の著者のデビュー作、リンカーン・ペリー・シリーズ第1作。読みやすい私立探偵小説。自殺死体として発見された男、行方不明の妻と娘。ペリーは男の父親から真相究明の依頼を受け…。男臭すぎなくて、現代的で、好き。女性や、私立探偵小説をあまり読まない人でも気軽に楽しめる。しかし残念ながら邦訳されているのは、この1作のみ。原題"Tonight I Said Goodbye"
2009/08/22
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