夕陽はかえる (ハヤカワ・ミステリワールド)
夕陽はかえる (ハヤカワ・ミステリワールド) / 感想・レビュー
雪紫
再読。やはり何度読んでも第二の事件の謎解きと(これ、気付く人いる?)ちゃんこ鍋のスープのシーンにはそそられる・・・霞さんのとんでもと料理描写を(いつもよりは足りないけど)味わいたいならこれよね。しかし、某短編から先に読んでみると、思った以上にトリック以外盛大ネタバレ過ぎる!
2021/04/10
おくりゆう
ミステリなんですが、大半が個性豊かな殺し屋たちのバトル・ロワイアルが繰り広げられ、しまいには全員、殺し屋でお話の筋から殺しの犯人は自分と名乗り出る…と変化球がはまるかどうか、でしょうか。 個人的にはこの世界観は好きです。
2018/09/30
マムみかん(*感想記入少なめです*)
主婦にとって年末年始は、読書時間が限りなくゼロに近い…(泣)。 そんなわけで、新年1冊目にふさわしくない物騒な作品をやっと読了。 大仕事を請け負っていたベテラン「影ジェント」(=エイジェント=殺し屋)が不可能な状況で殺された事から始まる、その後釜を狙う殺し屋たちのバトルロワイアル!! タランティーノ作品のような、チープで有り得な〜い非情活劇(笑)。 さらに「影業」(=暗殺業務)社会に蠢く謀略、不可能犯罪を暴く本格ミステリーでもあり面白かったです! 殺し屋たちの得物や通り名も楽しい☆
2012/01/02
てふてふこ
一人の殺し屋(影ジェント)が何者かに殺害され、東京戦争勃発。主人公・瀬見塚先生は探偵役として真相を探る。血算・入殺といった符丁が巧いな~。読みどころは恐ろしく凝っている影ジェント達の武装でしょうか。
2013/10/17
紅はこべ
霞流一だから、一筋縄ではいかないと思っていたが、まさかこんなバトルロワイヤル系を読まされるとは。この設定でしか成立しない本格トリック。好みや評価は分かれるでしょう。私は、まあ、ありかな。何と言っても、霞流一だし。
2014/06/09
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