そして誰もいなくなった (クリスティー・ジュニア・ミステリ 1)
そして誰もいなくなった (クリスティー・ジュニア・ミステリ 1) / 感想・レビュー
芽
記念すべき1000冊目。初のアガサクリスティ作品。児童向けということもあって、全て文章も優しく読みやすかった。犯人が分かったからこそもう一度読みたい。
2014/06/06
chimako
今更です。そしてこれは初めて子どもむけに訳された『そして誰もいなくなった』兵隊島に招待されたひとりひとりの描写に始まり、最初の殺人がおこるまでの登場人物たちの腹の探り合い。一人、また一人と殺されていく過程。最後の種明かし。外国のドラマを観るように話は進む。子どもむけとは言っても370ページのボリュームと次々と人が死ぬシーン。人の心憎い巣くう“自分可愛さ”や残虐性。結構読みでがあった。次は例の有名な探偵がでてくる話を読んでみよう。
2014/07/04
ヤクモ
謎の人物から届いた招待状によって絶海の孤島の邸宅に集められた10人の男女。壁に掛けられた兵隊が一人ずついなくなっていく不気味な童謡の歌詞になぞらえたかのように一人ずつ犠牲になっていく。一人が死ぬたびに一つずつ消えていくテーブルに置かれた陶器の人形。一体犯人は誰なのか。この中に狂気の殺人犯が紛れているのか。動機は何なのか。そして誰もいなくなった結末の真相は。今でも様々なミステリで題材にされるクローズドサークルのお手本とも言うべきアガサクリスティによる不朽の名作。
2019/12/07
ちぃ
ちゃんと見ずに借りたらジュニア向けでした。映画やテレビでは最後が違ったりするとあとがきに書いていたので、映像も見てみたい。
2017/09/20
那由田 忠
いやあこれは最高傑作だ。人気ダントツなのがよくわかる。9番目の殺人がやや無理筋な気もするが、大した問題ではない。ドンドン最後まで読ませるし、種あかしも事件の目的なども納得できる。一気に読んでしまいました。止められないです。
2017/12/17
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