ぼくは考える木: 自閉症の少年詩人と探る脳のふしぎな世界
ぼくは考える木: 自閉症の少年詩人と探る脳のふしぎな世界 / 感想・レビュー
Natsuko
重度の自閉症の息子を持つ母ポーシャは息子を治したい一心で財団を設立、インドの自閉症天才詩人ティトと母ソマに出会う。アメリカに招きソマのメソッドにより言葉を得た息子。そのおそろしく長く険しいプロセスをじっくり辿った。知識として得たものをいかに身近な言葉を持たない人に活用していくか、少なくとも今までより想像力をもって接していきたいと思う。
2020/05/24
ぼぶたろう
すごい本だった。奇跡と停滞と失望を繰り返しながら、少しずつ前進して行く様子に胸が熱くなりました。感想をどう言葉にしたら良いのでしょう。。確実にこの作品との出会いは私の世界を広げてくれた。この本を教えてくださった読友さんに、本当に感謝しています。
2022/01/01
がらは℃
人が人について如何に無知であり思い込みが激しいかということを感じたが、それ以上に人の脳の神秘に驚かされ、困難に立ち向かう人の力強さを感じた。自閉症という病気がまだまだ解明されきっていないというのはショッキングだった。いち早く解明され、多くの幸せが生まれることを祈りたいです。
2009/12/03
りんふぁ
こういうものは、自閉症の一例にしか過ぎないのは重々承知の上で読むが、それでも与えられる衝撃は大きい。改めて、支援者としての自分の姿勢を考えさせられた。
2016/08/13
空乃
人の脳とは、思考とは、精神とは――ということを考えさせられた。こんなにも深く精神というものについて考えるのは初めてだった。本当に新しい世界を見る、考えるきっかけになった本。ノンフィクションというところがミソ。本当にミソ。
2013/02/25
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