犬なら普通のこと (ハヤカワ・ミステリワールド)
犬なら普通のこと (ハヤカワ・ミステリワールド) / 感想・レビュー
山田太郎
これなら木内一裕の方がいいやと思った。沖縄の方言がうざいし、なんかあんまり魅力的とも思えんキャラばっかりでだったが、最後はよかった。このミスなんでこれランク高かったんだ?いまいちわからん
2012/04/12
MURAMASA
今までに数冊読んだ矢作俊彦の本は、なんだか寂しげな男たちが昔を懐かしんでいるような雰囲気のする作品だったのですが、本作はたくさんのキャラが忙しく動き回って、後半のカチコミシーンも賑やかで、ずいぶん楽しませてもらいました。ハードボイルドっぽさは特に後半に強く、エリマキが死んでいくシーンなんて映画みたいにケレン味たっぷりでよかったです。他の方も書いてるように、馳星周のノアールみたいに破滅的なんだけど、でもどこかコミカルな感じがするのは、沖縄っていう舞台のせいでしょうか。って県民の方、ごめんなさい(笑)
2010/01/07
ヨッシー
やくざを題材にした物語。2億円の取り引きがあり、強奪を企む2人。どういう方法で強奪するんだろうとワクワクして読み進めたが強奪方法もありきたり。しかも、あまりにも読みにくい。誰のセリフなのか分からない時があった。しかも、ところどころに車と銃の説明のオンパレード。途中で読む気が萎える小説でした。
2014/02/05
おやぶん
主人公は東京でやくざをしていたが失敗して沖縄へと戻ったヤクザ。 地元に戻り入った組織である程度偉くなるが それに満足できずある計画を練ることに。 組織の資金を強奪し高跳びをするという彼の計画は 様々な要因により紆余曲折することとなるが成功することはできるのか? 沖縄を舞台に、ヤクザ、アメリカ駐留軍、刑事など いろんな登場人物が絡んで物語は進みます。 ちょっとご都合主義な所があったり 最後はそれまでのものがひっくり返される感じで 読後感はそれほど良くなかったかな~。
2014/12/26
乱読999+α
沖縄を舞台にしたノワールな小説。全ての計画が巧くいかない、相棒も感情の赴くままで指示通りに動かない。苛立ち焦燥が益々拍車かける。二転三転する結末。面白いはずなのだが、ダメだ‼灰汁の強い沖縄の方言がスピードを削ぐ。下手なアクションシーンが読みとれ取れない。残念な小説だった。
2017/04/09
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