預言 (ハヤカワ・ノヴェルズ)
預言 (ハヤカワ・ノヴェルズ) / 感想・レビュー
がらす
サスペンスとしては楽しめましたが、境界性人格障害を描いた作品としてはどうなんでしょう。少し散漫な印象を受けました。アルジャーノンと比べてしまうのもいけませんが。物語の軸となる預言が美しくて気に入ったのでまあ良しとします。
2010/07/24
るぅく
サスペンスに仕上がっているけれども、境界性人格障害者のお話を書きたくて、この話ができあがった。彼女に絡んでいくテロ、FBI、いろいろな人たち。はたから見ていて辛くなってくる。どうか、彼女が安らぎを得る日が早くくることを、と願ってしまう。
2010/06/13
アン
『あなたが憎い。でも私を捨てないで』境界性人格障害のレイブンが、イスラム過激派に捉われテロに巻き込まれ、敵も味方もわからない状態で必死に闘う。壮絶なラストは、これまでのただ運命を受け入れるヒロインとは違います。この作品がダニエル・キイス氏の遺作なのですね。人間の心の闇に迫った作品、もっと読みたかったです。
2015/11/19
石田ミル(・ω・)
なんと酷な結末。なんだか壮絶すぎて、まだ終わらないの!?って読んでる途中なんど思ったことか(^-^;でもレイヴンは最後は青くなって死んでしまったのだろうか。なんだか、身勝手に行動をしていたけれど、とてもかわいそうだった。
2014/04/07
sachiko.t
久しぶりのダニエルキイス。ちよっと期待しすぎた。予言でなく預言ね。
2013/12/19
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