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ぼくらのひみつ (想像力の文学)

ぼくらのひみつ (想像力の文学)

ぼくらのひみつ (想像力の文学)

作家
藤谷治
北沢平祐
出版社
早川書房
発売日
2010-05-07
ISBN
9784152091284
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ぼくらのひみつ (想像力の文学) / 感想・レビュー

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nyanco

状況の説明や、ぼくなりに解明しようとする序盤はなかなか面白かったのだがウルフという元彼女の話や、京子の話…と全く訳が解らなくなっていく…。時間に取り残された理由は判明せず、背中の麻袋の意味もその中身も解らない…。恒川 光太郎の「秋の牢獄」も同様な設定で原因も理由も解明されなかったが物語としてとても良く出来ていた。どうやら私には想像力が欠如しているらしく残念ながら本作は楽しめ無かったようです。せっかく本屋大賞にも選ばれた今、この本を出版したことがマイナスにならないと良いのですが…

2010/07/04

しょこら★

めでたしめでたしだとか、前向きになれたとか、そんな収穫は全くない。そんな物語もいいものだけど、でもこれで、どうしたらいいのでしょう?『生まれたときは、無罪だった。―いつの間にか罰を受けなきゃいけないくらい、ひどいことをしていたんだ。』そう、正にわたしも『ぼく』と同じく、朝起きて、ご飯を食べて、仕事に行って、帰って…有効活用してない。でもだからって、どうしようとか、人の為に頑張ろうとか人の分まで頑張ろうとか思わないけど。幸福かどうか考えもしないときが幸福、か…。なにかしたい。

2012/05/17

CAFECAFE

寝ても覚めてもいつも10/12(金)午前11時31分。しかも頼んでないのに背中に変な麻袋が張り付いている。突然置かれたこの状況にはこっちも少々うろたえる。生きているのに、流れて行く時間が止まったままなのだ。麻袋のせいか?バッドトリップじみた平仮名だらけのつぶやき文字も怖い終盤。寄生虫みたいな麻袋が、養分を吸い取って、宿主を骨抜きにするのも、何の暗示か比喩なんだか(笑)。この掴みどころの無さが、きっと「想像力の文学」なんだろう。脱皮した後、新生2号の人生がどうなるのかは、また別の話だ。

2010/11/03

さゆ

たとえば村上春樹とかカフカとか、いろいろな人の「ものまね」のようにしか感じられない。それも低レベルな。ひとりよがり。自分の知識とかひけらかしたいのか。正直、がっかりした。1分しか存在しない世界で、どう考えても書店が100万円分の本を配達してくれようはずがない。破綻している。

2010/07/12

そのぼん

すいません、自分的には理解不能でした。シュールというか、前衛的すぎて、ついていけませんでした。残念。

2011/09/16

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