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GRANTA JAPAN with 早稲田文学 01

GRANTA JAPAN with 早稲田文学 01

GRANTA JAPAN with 早稲田文学 01

作家
村田沙耶香
岡田利規
濱田祐史
アンドレス・フェリペ・ソラーノ
円城塔
デイヴィッド・ピース
アダム・ジョンソン
うつゆみこ
本谷有希子
レベッカ・ソルニット
星野智幸
横田大輔
デイヴィッド・ミッチェル
ルース・オゼキ
中島京子
タオ・リン
川上弘美
小山田浩子
ピコ・アイヤー
キミコ・ハーン
出版社
早川書房
発売日
2014-03-01
ISBN
9784152094490
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GRANTA JAPAN with 早稲田文学 01 / 感想・レビュー

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aloha0307

NHK英語で読む村上春樹 で本書を紹介。さすが早稲田文学 超豪華執筆陣 なかでも”ミスタードーナツによる主題の変奏”がgood 話すことは自分のことばかり(他人の話は聞かない)&自分に敬意を払わない人間はダメ呼ばわりの初老男性。そのイヤミさがいきいき描かれていたよ。

2016/12/30

zumi

どの作品も非常に良かった。文芸誌というと、一部しか読まないのだが、これはつい全部読んでしまった。岡田利規の作品は、夫の一人称で妻の行動を語る。これがちょっと入り組んだ構造で面白い。デイヴィッド・ミッチェルの作品は、一つの出来事を様々な角度から描く。円城塔とアンドレス・フェリペ・ソラーノの作品は少しだけ似ていて、「小説」の問題に切り込んでいく。(後者は特に素晴らしかった...)雰囲気なら、断然、本谷有希子の作品。山小屋、犬、孤独、人嫌い...1945年と2011年の影響も色濃く描かれている。

2014/05/01

くり坊

人にオススメされて(と、いうか、この雑誌いいんだと見せびらかされて)自分も購入。普段、和文横組みの小説は、あまり好きではないのですが、この本の横組みはとても読みやすかったです。ほどよく色んなテイストの小作品が散らばっていて、イラストも綺麗で雑誌らしい良さがありました。翻訳物は「日本」をモチーフにした作品になっています。中島京子さんの「おぼえていること、忘れてしまったこと」がちょっと良くて、気に入り。人は自分自身で知っている通りの人間ではないかもしれない、というようなお話。

2014/03/22

zumi

アンドレス・フェリペ・ソラーノ「豚皮」のみ再読。織田作之助マニアのコロンビア作家が、釜山から大阪へ向かう船旅で奇妙な男と出会う。作家はその男を主人公とした探偵小説を書いたらしいことと、男から受けたなんだかよくわからない依頼を重層的に語る短篇。ソラーノは75年生まれのコロンビア生まれの作家。期待の若きスペイン語作家だそうな。

2014/10/05

Acha

ずっと読みたかった文芸誌。英訳を念頭に置いた書きおろしと知って、なんとなく流れる世界観に納得。どの作品も少し影があってシニカル。第一のお目当ては中島京子さんだったけど、これがさすがにさすがな余韻を残す作品で大満足。この品質の雑誌が1年に1冊。そのくらいがちょうどよい恋しさかもしれない。

2014/08/29

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