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壁と孔雀 (ハヤカワ・ミステリワールド)

壁と孔雀 (ハヤカワ・ミステリワールド)

壁と孔雀 (ハヤカワ・ミステリワールド)

作家
小路幸也
出版社
早川書房
発売日
2014-08-22
ISBN
9784152094780
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壁と孔雀 (ハヤカワ・ミステリワールド) / 感想・レビュー

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ゆみねこ

政治家の楯となって負傷した警視庁SPの土壁英朗は、怪我のリハビリ中の休暇に、北海道の母の墓参りに赴く。そこにはふた周りも年下の異父弟・未来が。母を殺したのは自分だと、座敷牢で暮らす弟。旧家である篠太家の謎や因縁、面白かったです。英朗さん・未来くん・お祖母ちゃんが、平穏に暮らせたら良いですね。小路さんの作品なので、根っからの悪党は出てきません(笑)

2017/01/13

すい

一言で言えば、小路幸也の北海道開拓の謎ミステリー。小路さんって、本当にこのネタが好きだな。SPで大臣警護中に足を負傷した土壁は、生き別れた母の墓参りへと北海道へ。そこで小学生の異父弟に出会うが、その弟・未来は「自分が母を殺した」と言って家の中にある座敷牢に閉じ籠っていた。田舎の古い因習に振り回されている本家や分家の人々や、遺産相続絡みの話かと思いきや、それ以上の大きな謎にビックリ!ここまで話を広げる必要ってあるの?とは思いつつも、また忘れた頃にシリーズ化されるのかな?との期待もある。まぁ、面白かった。

2014/10/23

Yuna Ioki☆

775-384-41 小路幸也氏らしくミステリーなんだけどちょっとほんわかした文体なので少し軽目な仕上がり。真相はお金の力を使ってうやむやなのが残念。やはり小路幸也氏にはバンドワゴンシリーズのような作品を期待してしまう。

2014/11/24

ゆきちん

SPの英朗は任務中に負傷し休暇を取ることに。離婚のため小学校の時に別れたきり会わないまま2年前に亡くなった母親の墓参りのため北海道の田舎に行ってみると、村の主のような豪邸で、今まで聞かされもしなかったふた回り以上下の異父弟がおり、母の死因にも何やら噂が…次々と起こる事件、判明する事実。この作家さんらしい、ほんわかムードはないミステリーです。本当の黒幕は誰なのか…スッキリしてるような、煙に巻かれているような。

2017/03/21

punyupunyu

来津平、篠太村という架空の町の美しさがなぜだか印象的でした。作中で多く触れられているわけではないけれど。登場人物の高潔さゆえでしょうか。登場人物は大概が良い人の小路さんの著作ですが、本編の八柄氏は悪い人?。

2014/10/11

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