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高い窓

高い窓

高い窓

作家
レイモンド・チャンドラー
Raymond Chandler
村上春樹
出版社
早川書房
発売日
2014-12-05
ISBN
9784152095060
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高い窓 / 感想・レビュー

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metoo

村上春樹訳「さよなら、愛しい人」「ロング・グッドバイ」「リトル・シスター」に続き4作目読了。うーん、本作はバーに佇むマーロウとはいかなかった。裕福な老婆の未亡人に依頼され、家族の騒動に巻き込まれる。楽しみにしていた美女との切ないロマンスはない。訳者あとがきにもあるがストーリーはあちらこちらで綻び、伏線の回収もないまま肩透かし。しかし、長く老婆の元で取り込まれ操られたマールを救い出したマーロウ。事件の真相を警察に明け渡すことなく、マールの再生に重きを置いたマーロウのニヒルな優しさにファンは満足する。

2015/05/30

抹茶モナカ

チャンドラーのフィリップ・マーロウものは、村上春樹さんの翻訳で、それなりに読んで来たつもりだけど、本作は硬質で、スピード感が足りない印象。マーロウは相変わらず渋いセリフを言うので、心地良くなれる。でも、少し、コツコツ読みくだす感じで読んだ。

2015/01/02

OCEAN8380

金貨探しがまさかの殺人事件に。マーロウの謎解きはお見事だった。村上春樹の翻訳では一番面白いシリーズだと思う。

2018/03/06

starbro

チャンドラーのイミテーション「黒い瞳のブロンド」を昨年末に読みました。そのせいか、オリジナルだからか、村上春樹の訳の良さからかわかりませんが、かなり「高い窓」は初読のこともあり楽しめました。フィリップ・マーロウの会話の軽妙さが全てなのかな?

2015/01/08

ポルコ

またまた名文の連続で読書の楽しみを堪能した。高い窓はあとがきにもあるようにプロットがシンプルで内容を結構覚えていた。

2015/01/02

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