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エピローグ

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作家
円城塔
出版社
早川書房
発売日
2015-09-17
ISBN
9784152095619
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エピローグ / 感想・レビュー

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KAZOO

円城さんの長編小説です。彼の本はいくつか読んでいるのですがものすごく頭を使う必要がある気がします。考えるとむずかしいので、筋を追ってさらっと読んでしまいます。理系の方なので非常に論理的な感じがします。どちらかというと雰囲気を味わうのでしょうね。

2018/04/30

starbro

SFは年に数冊しか読みませんが、『SFが読みたい!』2015年のベストSF小説国内1位だったので、遅ればせながら読みました。言葉遊びが多用されている独特の世界観は嫌いではないですが、本当に本作が2015年のベストSF1位なのでしょうか?いずれにしても妻が男型のインベーダーだったら厭だなぁ!

2016/03/24

R

小説や、文章をSF的に解体して読ませてくれた一冊でした。荒唐無稽といったらいいのか、形而上の何かを扱った内容で、高度な言葉遊びと哲学めいた思考がもつれてほぐれてと、読む乱痴気騒ぎといった様相。凄い面白いけど、やっぱり意味不明で、凄く満足できました。なんというか、どうしても癖になってしまう。大好きだ。

2016/02/19

もち

「ストーリーの最前線に到着しました」◆朝戸は資源を拾う。人智を超えた存在の、そのまた残滓を。椋人は事件を追う。宇宙をまたぐ、連続しない連続殺人を。人類が現実宇宙から物理宇宙へ退転した世界で、艦隊は句読点を掃射し、物語は今日も膨張する。■想像力の遥か向こう側からの一撃。回路が焼き切れそうな情報量。凡庸な理解を許さない起承転結、体感的には転転転転。一体これは何だろう。強いて言うなら、到達しきったSFに見せかけた、崩壊しきったラブストーリーか。

2016/03/22

わんこのしっぽ

ついに手を出してしまった。円城さん長編初読み(「屍者の帝国」は別物なので除外してます)怖い物見たさで手に取った感が(笑)活字を追う毎に自分の脳細胞をフル回転させろ、読み取った文章を再構築して想像しろ!と追い立てられるよう。じわじわと来る面白みの小波の後に理解不能な大波に襲い掛かられる^^;波間の間に小島が見えてホッとしたのもつかの間、次の波が過ぎ去った後には小島が消えていた…。なぜあなたは山に登るのですか?そこに山があるから。なぜ私は円城塔を読むのか?そこに円城塔の本があるから!今回も完敗でした(笑)

2015/11/03

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