大統領を操るバンカーたち(上)──秘められた蜜月の100年
大統領を操るバンカーたち(上)──秘められた蜜月の100年 / 感想・レビュー
KAZOO
アメリカの金融分野にかかわるノンフィクションのような感じです。上巻は1940年代の後半までのアメリカのビッグ・シックスというメンバーが牛耳っていたことを書いています。私は読んでいて、昔読んだ石油メジャーの「セブン・シスターズ」やノンフィクションの「8大会計事務所」などの本を思い出しました。理論的な分析ではないのですが、内幕物として参考にはなります。
2017/04/19
ブラックジャケット
けっこう陰謀説って好きなので、題名に惹かれて読んでみた。景気循環の波が避けられない資本主義経済。S・ルーズベルト時代の不況はJ・P・モルガンらの銀行界の巨人たちが収拾に立ち向かった。FRBもなかった時代だ。東部エスタブリッシュメントがジキル島に集まり、召使いに囲まれての鳩首協議は絵になる。第一次大戦でアメリカの製造業・金融は世界の頂点に立つ。ポンドからドルへ、狂熱の20年代から29年の大恐慌へ、天国から地獄への転落、FDRの登場。資本主義の総本山ウォール街も役者はどんどん変わる。 かなり忙しい。下巻へ。
2019/09/02
yooou
☆☆☆☆★ 大変な労作。しかし前半は歴史に疎い自分には難しかった
2019/02/17
takao
銀行に有利な法案を立案。大統領への資金援助 長ーい関係
2017/04/11
roxy001960
読みにくい。読むのにものすごく時間がかかった。訳のせいなのか、私の知識不足のせいなのかは不明だが、金融用語は怪しいのがたくさんある。アメリカの大統領と銀行家たちのプライベートな関わりは興味深いけど、操っていたかどうかはわからない。お互いに利用しあったくらいじゃないの?
2017/02/27
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