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マリッジ・ミーティング

マリッジ・ミーティング

マリッジ・ミーティング

作家
高橋葉介
出版社
早川書房
発売日
2018-04-18
ISBN
9784152097613
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マリッジ・ミーティング / 感想・レビュー

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眠る山猫屋

とうとう発見!早川のミステリマガジン連載作品はなかなか地方じゃ見つからないよ~。この物語は、主人公が様々なお見合いをするのだけれど、相手が心中志願者、人面疽持ち、水妖、壺中の女、幽霊などなど・・・。そして主人公につきまとう小鳩ちゃんはイマジナリーな存在?過去の残滓?コミカルながら切なくもあります。主人公が選択しなかった未来や過去、そんな場所から来た小鳩ちゃんは、現実には結ばれず逝ってしまった鳩子さんとの共同幻想だったのかな。とても暖かいエンディング。

2018/08/21

くさてる

ああいいなあ。葉介先生の軽やかでなのに泥つくように濃い描線で飄々と描かれる、なんとも先生でないと描けないお話です。お見合い相手がみな訳ありの化け物や妖怪という作家のそばには寄り添う少女の姿があり、その少女とは……という引きもいいし、和やかなハッピーエンドのラストも楽しい。ファンタジーなのに妖怪譚でありグロさもあるのに可愛い。まさに葉介ワールドです。

2018/06/14

コリエル

見合いした相手がみんな幽霊や妖怪だったら? というお話で、主人公にしか見ることのできない少女の霊がパートナーとくればオチは見えたなと思ったが、いつもとは若干異なる軌道を描いて予想外のエンディングへ。その理由はあとがきに記してあるのだが、なるほどなあ御祝儀漫画。でもそのおかげでいつものパターンから外れた結末になったし、個人的にはこの終わり方好きだな。

2019/03/12

hiro6636

一筋縄ではいかないお見合い相手たちと選ばなかった未来がやって来る話。

2020/12/25

もくもく

同じ著者の「人外な彼女」と似た趣向で、主人公:鳥居平成(とりいひらなり:作家の卵?)が、生き霊の少女:小鳩ちゃん の見守る下で、人外な女性たちと見合いを重ねるお話(この説明じゃ全く意味不明で、ネタバレじゃないですよね)・・・かと思っていたのですが、なんだか だんだんイイハナシになって、最後は(たぶん)ハッピーエンドでした。ミステリー・マガジンの連載マンガだったのか。 どちらかと言うとミステリーより、怪奇ファンタジーのお話でしたけど、いつもながらの不思議な絵柄にベストマッチのストーリーでした。

2019/03/15

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