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インターネットが死ぬ日 (ハヤカワ新書juice) (ハヤカワ新書juice 3)

インターネットが死ぬ日 (ハヤカワ新書juice) (ハヤカワ新書juice 3)

インターネットが死ぬ日 (ハヤカワ新書juice) (ハヤカワ新書juice 3)

作家
ジョナサン・ジットレイン
井口耕二
出版社
早川書房
発売日
2009-06-25
ISBN
9784153200036
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インターネットが死ぬ日 (ハヤカワ新書juice) (ハヤカワ新書juice 3) / 感想・レビュー

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月世界旅行したい

インターネットのいいところと悪いところを見直してみよう、というような内容。

2014/12/21

GASHOW

ハーバード大学のジョナサン・ジットレインは、「インターネットが死ぬ日」でインターネットは、「先送りの原則」「信頼の原則」でできている。問題は未来の人が解決するはずだ。利用者を信頼しよう。そして成功した。だが、ここにきて大きな問題をおこすことになった。センシング技術がインターネットにつながり政治家だけでなく一般人までも監視してしまう。私的な空間をプライバシーと考えても公共の空間ではプライバシーを確保することはできない。このままだと若気の至りで投稿された情報が若者の未来をつぶしてしまう。死ぬのは人類の未来だ。

2016/03/30

うえ

「ウィキペディアは型破りなアイディアからスタートし世界的な成功を収めた」E・レイモンドは「ウィキペディアは左翼だらけだとして、「ウィキペディアの一部貢献者がしていることを見れば見るほど、ブリタニカはいいなぁと思う」と語っている」「ウィキでは…外部権力や境界に頼ることなく法の支配が実現される」「アイン・ランドという哲学者は、集団よりも個人を尊重する「客観主義」を提唱しており、(ジンボ・)ウェールズはそのアイン・ランドのファンであるにもかかわらず、ウィキペディアはどう見てもコミュニタリアンな形式となっている」

2017/02/10

te_R9

自由なインターネットが「生み出す力」→革新的な何か色々→新参や破壊者増加→対策としてのクローズド化(ひも付き機器)→「生み出す力」がなくなる→終焉.この未来予想図を食い止める方法はあるのか?というおはなし.プライバシー2.0の章もライフログやネット炎上の話と関連付けることができて面白い.苦労して読了した甲斐があって内容充実で良かった.しかしそれにしても本書が読みにくいのは逐語訳のような訳し方で日本語がこなれていないからだろう.内容が面白いだけに翻訳で損をしている気がする.

2010/09/17

nuna

インターネットには生み出す力(いわゆる創発性か)があるが、それを齎す自由を悪用したスパムやバッドウェアやセキュリティ・プライバシー問題もある。危険を避けるため生み出す力の無い環境に人が流れており、このままでは文化的には不毛の地となる。ではどうすればいいか……文章にまとまりが無くて読みにくいのが難点。

2009/10/10

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