われら銀河をググるべきや―テキスト化される世界の読み方 (ハヤカワ新書juice 14)
われら銀河をググるべきや―テキスト化される世界の読み方 (ハヤカワ新書juice 14) / 感想・レビュー
緋莢
2010年刊行。10年以上前に 「ハヤカワ新書juice」というレーベルがあったとは知りませんでした(そんなに冊数は出ていない模様) グーグルのブック検索と急激な電子化という事態に著者が、それに関連した様々な考察を した本。グーグル・ブック検索について、日本のマンガは対象になるか、発禁や回収されたものも対象となるか等、著者が提示する疑問、 そもそものグーグル書籍サーチに対抗する方法など興味深かったのですが、ブログを元にしたためか、横書きなのが 自分には合わず、読みにくかったです。
2023/12/14
Yuji
ブログ本なので、それなりの面白さと、それなりの限界が。しかしこの手の本も一時期の勢いがないように思える。さて今時代はどっち向いて行ってるのだろうか?
2015/05/09
kobaatsu
夢と妄想にあふれた明るいディストピアはもうまだら模様にやってきているよ。もちろん、プライバシーも(いまでいうところの)著作権がない世界がディストピアに見えるのは俺達が考えを変えられないからそれがディストピアに見えるだけだ。と、いう、とても楽しい一書であります。世界から一周遅れにされてる感にひたれます。
2010/09/15
kogiku
本に関わる仕事のいちばん川下で働いてると、著作権という概念が揺らいでるなあ、と思わされることが最近多い。それは遵法精神の揺らぎではなく、まったく違う何かが生まれつつあることの余波なのかもしれない、と思わされた。すごい本だと思う。Googleとtwitterを使ってる人は必見。いいとか悪いとか、そういうことじゃない。
2010/09/13
miruna
インターネットの叡智を駆使して新品を正規の手続でおよそ90円で手に入れた。リンク踏めないのでこの手のURLが出まくる紙の出版物はうんこという結論に。
2010/11/12
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