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阿川佐和子のこの噺家に会いたい (文春ムック)

阿川佐和子のこの噺家に会いたい (文春ムック)

阿川佐和子のこの噺家に会いたい (文春ムック)

作家
阿川佐和子
出版社
文藝春秋
発売日
2022-07-28
ISBN
9784160070516
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阿川佐和子のこの噺家に会いたい (文春ムック) / 感想・レビュー

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しげ

昨夜、笑福亭笑瓶さんの訃報には驚きました。謹んでお悔やみ申し上げます。この阿川さんの対談集は昨年出版ですが、談志さんを初め既に鬼籍入りされている方も多く貴重な対談と感じます。噺家さんを様々なドラマでお見かけする様になって久しいですが、亡くなられた笑瓶さんも幅広い分野で活躍されていた事を思い出し、今更ながらエンタメ力に感心しました。

2023/02/23

J D

 落語を久しぶりに聴きたくなった。ここに登場する噺家は何人がすでにお亡くなりになられている。笑点の円楽師匠、歌丸師匠。噺家ではないけど小沢昭一さん。型破りな談志師匠。そして、人間国宝だった柳家小さん師匠。皆さん懐かしく、その対談を読ませて頂いた。ここに登場する人たちは、自分の論理、考え、筋がありいきいきとしている。なんか、元気づけられる本だった。それにしても阿川佐和子さんは聞き上手だなー!

2023/01/09

ぐうぐう

週刊文春」連載の「阿川佐和子のこの人に会いたい」から、噺家がゲストの回を集めたMOOK。喬太郎から始まり小さんで終わるという、時代を遡っていく編集が効果的だ。阿川のまさしく聞く力によるものなのか、どの噺家も饒舌に語り、ゆえに噺家の本質に近付いているように思える辺りが、なにげに凄い。小さんの回では渋滞で大遅刻をしてしまい、小さんを長く待たせてしまったことでかなり不機嫌だったようだが、インタビューを読む限りは不機嫌のかけらも感じられず、(つづく)

2022/08/18

nonpono

週刊文春の阿川さんの対談は毎回、楽しく読んでいた。そんな阿川さんと落語家の対談集。つまらないはずがないじゃないか。阿川さんの父上が仰っるように、「文章は間が大事だ。落語の間ってのは、われわれもの書きにとって非常に勉強になるもんだ」と。談志、小さんとの対談は、談春の「赤めだか」に感銘を受けたわたしにはたまらない。談春の「でも師匠にほめられたいだけなんです」に、しびれた。感電した。そもそも、わたしもわざとあの人にわかる名前で、同じ気持ちで文章を紡いでいるだけかな。なんてね。また、あなたにダメ出しされたくて。

2024/06/18

KF

どうした事情で借りたかと言えば、自身で「読みたい本」に登録していて、図書館にあったから借りて来たわけです。 考えられるのは、こちらでどなたかが読んでいるのを見て気に入ったか、読んだ本の中に紹介されたか、なんだろうと思います。 結論から言うと、最高に面白かったですね。 何かを学ぶのでなく、調べるでもない、娯楽なんですよね。阿川佐和子さんは「聞く力」という本を出しているわけで、相手の思いを引き出す達人ですね。15人の相手の中に三人知らない方が居ましたが全て読んでいて楽しくなりました。 時と場合によっては◎!

2024/07/18

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