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向田邦子を読む(文春ムック) (文春MOOK)

向田邦子を読む(文春ムック) (文春MOOK)

向田邦子を読む(文春ムック) (文春MOOK)

作家
向田邦子
オール讀物
出版社
文藝春秋
発売日
2018-01-11
ISBN
9784160086661
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向田邦子を読む(文春ムック) (文春MOOK) / 感想・レビュー

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tu-bo@散歩カメラ修行中

51歳で飛行機事故で逝去。TVドラマ、ラジオシナリオで、その才を表しエッセイ小説でもファンを魅了し直木賞を受賞。人となりそのものが向田邦子という作品であったような。三つの香り昭和の香り、山の手の香り、秘密の香り(後に分かる) なかなかよくできたムック本です。生きていれば、88歳。早すぎたと思います。(T^T)

2018/03/11

ぐうぐう

WOWOWでの『春が来た』ドラマ化のタイミングに合わせて刊行された文春ムック『向田邦子を読む』。「オール読物」を中心に、文藝春秋の雑誌に掲載された向田邦子関連の対談、インタビュー、エッセイ等の再録と、このMOOKのための企画記事で構成されている。俳優、女優、作家、編集者、近親者、それぞれの向田邦子への想いが、それぞれの数だけ違ってあるという当たり前のことに、なんだか感動させられる。身内にしても、母(せい)、妹(和子)、弟(保雄)と、語られる邦子の表情が、こうも違うのかと興味深くなる。(つづく)

2018/01/24

空猫

【83回直木賞】受賞作目当てで。「花の名前」「それがどうした」背中で語った昭和の男。「かわうそ」獲物を食べずに飾るために沢山殺し並べて見せることを「獺祭図」と…。「犬小屋」カッちゃん…。向田サンの本は学生の頃よく読んだけれど、当時は大人の男女の心の襞、機微なんてちっとも分かってなかった。切れば血が出そうな肉々しい文体に圧倒されっぱなしだった。向田さんへの追悼(対談)が主で、さらに「春が来た」という作品と益田ミリさんの漫画も掲載されていてお得な一冊だった。(『思い出トランプ』に三作とも掲載)

2019/03/03

阿部義彦

Wowwowで向田邦子さんの最後の小説「春が来た」が放映されるのをきっかけとしたムック本が出ました。向田邦子さんは「父の詫び状」くらいしか読んでませんが。今回直木賞受賞作三編を読んで、完成され過ぎとも言える切れ味に改めて驚かせられました。最近NHKでやっていた「トットてれび」でも邦子さんは黒づくめの衣装で出て居られましたね。その役をやられたミムラさんの文章もあり、森繁さん山口瞳さん、久世光彦さん、など縁のある方の対談や文章がそこここに散りばめられてます。寺内貫太郎一家で生放送の回があったなんて初耳。

2018/01/22

ドナルド@灯れ松明の火

向田さんのムック本。向田さんの隠れた一面や、家族や友人たちの想いがたっぷり感じられ向田ワールドに浸ることができた。 お薦めだが、嫌だったことは、ムック発刊年の映画「春が来た」の紹介なのだろうが男役の韓国人が特集されていたこと。なんで日本の向田さんの話なのに韓国人をキャスティングするのか?

2020/11/12

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