竜馬がゆく 4
竜馬がゆく 4 / 感想・レビュー
Die-Go
司馬遼太郎の原作を、『コウノドリ』の鈴ノ木ユウが漫画化。竜馬と桂小五郎の出会いと友情の萌芽。そして、土佐への帰郷で錦を飾る。モテモテ竜馬。原作をかなり改変しているけど、さすが鈴ノ木先生、物語は面白い。★★★★☆
2023/06/01
空のかなた
竜馬の科白が決まる。「そもそも恥など捨てねば世のことは成らんと思うちょりますき」「自分がやると決めれば悪事であっても欲をみたす事であっても断固としてやりまする」とも。竜馬の人たらし、特に本人が意識していないにも関わらず、女性を魅了していく様がこの巻ではピークに。色里にいた冴との男女の約束、道場の娘さな子の嫉妬、乙女ねーさん、竜おじさまの嫁になると話すお美以、福岡様のひいさまであるお田鶴様。皆が皆竜馬に惹かれていく。
2023/07/30
Book Lover Mr.Garakuta
【おきな書房】【速読】:面白かった。竜馬の漠然とした思想生きる目的が確立されて、人生行路が面白くなる。桂との出会いも面白く興味深かった。女性関係も気になりはした。老若男女に関わらず人気者の竜馬の魅力に引きつけ゚られる人たちが沢山いるようだ。
2023/08/14
KDS
酒を交わし語り合い、その言葉に大きく心を揺り動かされた竜馬は、日本を守るために共に世の大事をなそうと約束する。生涯の盟友となる、長州藩の桂小五郎との出会いだった。一方、密航を企てた吉田松陰は幕府に捕縛され、投獄される。剣術修行もひと段落したころ、地震の被害を心配して土佐に一時帰国した竜馬。そんな竜馬を訪ねてやってくる者が後をたたない毎日。黒船来航騒ぎの他はまだ平穏であり、竜馬の人となりを伺わせてくれるようなエピソードが微笑ましい。
2023/06/03
かなっち
坂本竜馬の奇跡の生涯を描いた…幕末大河コミックの第4巻です。生涯の盟友の桂小五郎と出会う重要な巻ですが、魅力的な人物のせいか男女共にモテモテで、読者も強烈に惹きつけられるのです。それは桂小五郎も同じで、スパイとして始末するところを「同じ国のもの同士が隠しあいをしているようでは日本は守れない」いう考え方に強く惹かれ、意気投合しちゃうのが流石でした。そんな2人の友情や、日本の未来を憂う若者たちに胸が熱くなって。激動の中で、これからドンドン動く世の中と人々に、ドキドキしつつも期待するのは言うまでもありません。
2023/07/09
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