青葉繁れる
青葉繁れる / 感想・レビュー
AICHAN
図書館本。著者が在学した仙台一高を舞台にした青春物語。一高は東北第一の進学校だが校風はバンカラで自由。その一高の学生生活がリアルに描かれていて懐かしかった。というのも私は、その一高のライバル校(同じくバンカラ)に在学していたのだ。両校は毎年、野球の定期戦を行うなどライバル視し合っていた。その影響で生物部までがソフトボールの定期戦を行っていた。一高の生物部は大生物部と“大”の付く偉そうな生物部だが、ソフトボールでは我が母校とどっこいどっこいだった。試合の監督は私だった。私はその高校の生物部の部長だったのだ。
2016/12/13
ロバくん
1974年に刊行で物語は昭和20年代末。 仙台の男子高校3年の劣等性5人の春から冬の初めまでのお話し。とにかく異性に対する関心が面白い。かなり羽目を外すしていますが悪いヤツらではない。恐らくまだ将来が見えずにいるのだと思う。そんな彼らがいろいろと経験し、ひとと関わることで、発見し、理解し、成長していく。それらは教えられるのでなく、自ら悟り、学んだものであり、その価値は大きく貴重だと思う。このときのことを反省し後悔するときがくるかもしれませんが、さらに年月が経てば、きっとよい思いでになるのでしょう。
2016/09/09
しそゆかりうめこ
まああんまりひどいわよ、と思うところが多かったけど最後がよかった。わたしも校長のような大人でありたい。
2024/10/05
羊男
★★★★
1977/05/06
1977年から
1978年
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