最終便に間に合えば
最終便に間に合えば / 感想・レビュー
のんぴ
恋とは妄想、勘違い。男も女も、無意識になんとか与えるより多くのものを得ようとあがく。その浅ましさを笑えない自分がいる。
2023/08/09
yuukihideyasu
浮気は、人生か。便利なやつ、なんとなくだけどあっちゃう、女心と秋の空。良いかも。真理子 節!
2022/07/03
読書の鬼-ヤンマ
昭和61年(1986年)11月30日第12刷、図書館本。日本大学理事長に就任した”作家”、林真理子女史の2冊目が本書。男と女の欲が”満載の全5篇。欲:食欲、飲欲、成功・出世欲、金銭欲に征服欲。ストーリー共通は、性欲。美食+美ワイン→H話。人(の願望)の心理を心得た作家。読感?、不倫のお話。パターンは、バラエティあるも食傷気味。H話の好き嫌いはともかく、ソレ系専門誌なら買うのが気が引けるが、本(単行本、文庫)ならば、買い、借り、読める? 学生からの質問「不倫とは?」、林女史「文化」、とは応えないでしょう?
2023/07/15
ふぉれ
7年振りに再開した男女、こういう時に冷淡なのはだいたい女の人だなぁと思わせられる作品だった。場面を想像しやすいような描写で書かれていて読みやすく面白かった。 最終便間に合えば エンジェルのペン てるてる坊主 ワイン 京都まで
2022/09/29
hiko1
美登里は7年前に長原と別れた。長原に女ができたからである。美登里と長原が繋がっていたのは、体の関係が大きな部分を占めていた。7年後美登里は何となく長原に連絡して再会してしまう。そして、長原は美登里を誘う。美登里は、また関係を持てば後悔するに決まっていると思い、長原を振り切る。そうできたのは美登里のプライドからか? 男の体を求める女の心の「揺らぎ」が巧みに描写されていて面白かった。
2022/03/26
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