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聖徳太子 上: 日と影の王子

聖徳太子 上: 日と影の王子

聖徳太子 上: 日と影の王子

作家
黒岩重吾
出版社
文藝春秋
発売日
1987-06-30
ISBN
9784163096704
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聖徳太子 上: 日と影の王子 / 感想・レビュー

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まみこ

700ページ近いボリュームだったので時間はかかったが、とても面白かった。久しぶりに作者読みしたい作家に巡り会ったかもしれない。古代を扱う本は数が多くないので嬉しい。始めの30-40ページで一度に人物関係や状況説明されるので戸惑ったが、そこを越えればとても読みやすい。700ページ近くあるのに4年ほどしか経過しておらず、物語のスピードは遅め。上宮で過ごした厩戸皇子の青春時代が書かれているが、とても人間臭い皇子で新鮮味がある。下巻も楽しみ!

2023/04/25

ナオデラ

決して聖人君子ではないハイティーンな厩戸皇子。氏族意識が強かった当時としては珍しい人間平等主義。大王をも自分の意思で冊立してしまう大臣蘇我馬子。最高権力者である馬子の娘と婚姻し、懐に入りながらも自身の想いを実現に近づけようとする厩戸皇子。仏教支持者。飛鳥寺。

2015/06/12

聖徳太子の辺りの本格モノを初めて読んだのですが、面白い。

2014/01/28

アン・シャーリー

聖徳太子を描いたフィクションといえば『日出処の天子』しか読んだことがなかったので、太子はマザコンのホモの超能力者である、という頭で読みはじめたのですが、良い意味でイメージが更新されました。聡明な若者である厩戸皇子が、飛鳥時代を切り開いた巨大な政治家・蘇我馬子や後の推古天皇である豊御食炊屋姫、舎人たちやお嫁さんになる皇女たちなど、いくつもの糸が絡みあった人間関係のなかで自分を成長させていく青春譚です。下巻にも期待。あと皇子に可愛く迫ったり嫉妬したり妊娠した自分のお腹を恥じたりする刀自古郎女が非常にキュート。

2012/06/17

チャック

家系図を見ただけでも問題ありの家庭環境、その中では真っ直ぐ育っているかな?(笑) 下巻を読んでから感想を書きます

2021/05/23

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