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緋い記憶

緋い記憶

緋い記憶

作家
高橋克彦
出版社
文藝春秋
発売日
1991-10-01
ISBN
9784163128207
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緋い記憶 / 感想・レビュー

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ツキノ

第106回(1991年下半期)直木賞受賞作(読んでから知った)。7つ短篇集で、どれも「記憶」にまつわる話。最近読んだ『非写真』と似たような感触でぞっとする。「ねじれた記憶」「遠い記憶」「冥(くら)い記憶」が印象に残った。似て非なる作品。岩手の地名は実際にある場所らしい。エッチャンおすすめ。読めてよかった。

2015/09/26

みゃお

久しぶり作家さん。 時間軸の歪みの物語は 懐かしさすら感じた。 1冊まるごとおどろおどろしい雰囲気で よかった。

2022/04/08

ふかきふき

☆☆ ちょっとホラー混じりの短編集。そこここに出てくるわんこそば。

2024/05/25

あいべきん

一つだけ読んだことがあるってか、何度か読んだことがある気がする話が入ってました。でも、どれも面白かった。全部が不穏。背筋がゾクッとする感じがたまらんです。

2022/10/23

さんつきくん

岩手を舞台にし、「記憶」に焦点を当てた、ちょっとした短編ミステリー作品集。ハズレなしでそれぞれ面白かった。さすが直木賞受賞作だ。時間軸がねじれていた「ねじれた記憶」と、体に不調がきたし、原因が岩手産の水にあると分かり、真相を確かめに岩手へ向かう「膚の記憶」が特に面白かった。それぞれ最後に真相が分かると感心してしまう作品達。短編だが、上手く落ちまで収まっている。そこがすばらしい。

2019/08/19

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