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刑務所ものがたり

刑務所ものがたり

刑務所ものがたり

作家
小嵐九八郎
出版社
文藝春秋
発売日
1994-10-01
ISBN
9784163151601
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刑務所ものがたり / 感想・レビュー

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麻由

当時トレンドだったからで過激派運動に身を投じてしまった主人公のわりとしょうもない刑務所の日常もの。思ったよりコメディだったのでびっくり。セクト内でも刑務所内でも面倒臭い上下関係が出来てしまい、その中で自分の立ち位置を自覚して過ごさなければならないという様子が、口語的な文体と相まってなんともおかしい。きっと今でもこういうことがあるんだろうなあ。面白かった。

2022/10/19

メデスキ

革命脳とゲーム脳は、行動力で差はあるが、人間としての差は無いんだと思う。生まれた時代が違うだけ。現代っ子だったら、こういう人は何を描くのか興味あるね。26時間ゲームする日々、家出少女を囲って淫行罪で捕まって、刑務所の便所で皆でオナホ創るって感じになるのかな。

おそのさん

極左の過激派の主人公がしょんべん刑で刑務所に。右翼ややくざ詐欺師なんかと一緒にどぶろくを作る。めっぽううまそう。私小説?

2011/08/28

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