かくも長き旅
かくも長き旅 / 感想・レビュー
空猫
『プリズン,ブック,クラブ(5章)』から。タイトル通り「かくも」長い話。'70年頃のインドの市井の男を主人公にした物語なのだけれどとにかく描写が長い。話の趣旨にはさほど影響の無いただの事務員の感情説明にまで2-3頁を費やすのだ。そして内容は特にどんでん返し等の山場があるわけでなく淡々と進み終わる。当時のインドの庶民の生活や社会情勢を知るのには良いのかも。それでも読めてしまうのは流石なのか。プリズン,ブック,クラブの感想って本当に的確だ。
2018/10/29
K T
格調高い翻訳に原著で読めたらどんなに良いかと思う。 このボリュームを一気に読ませる。
2022/08/14
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