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カウント・プラン

カウント・プラン

カウント・プラン

作家
黒川博行
出版社
文藝春秋
発売日
1996-11-01
ISBN
9784163165806
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カウント・プラン / 感想・レビュー

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ミーコ

「破門」に続き 黒川さん作品、2冊めです。1編めは慣れないから?か今一つ、入り込めませんでしたが 読み進めるうちに 面白くなって行きました。短編集ですが読み応え有りました。他の作品も読んでみたく思います。

2014/10/13

もりくに

黒川さんが、推理小説を書いていた時代の作品。日本推理作家協会賞受賞作「カウント・プラン」をを含む短編集。受賞作の主人公は、強迫神経症の一種の「計算症」。初耳の病気。なんでも、数えてしまうのも、大変だろうな。他の作品も、ちょっと変わった人が出てくる。臭いに敏感な葬儀屋、虹に執着する男、女性の出すゴミに異常な興味を示す男など。それ等が、事件解決のヒントとなる。会話も書かれているが、最近の作品のようなドライブ感はない。いわゆる推理小説には、あのスピード感のある会話は、合わないのだろうか?

2017/10/16

大阪府警、短編5小説。やっぱり黒川さんは長編小説の方が断然面白い。

2023/11/19

カープ坊や

これまた図書館の書庫で埃を被っていたボロボロの本。作者の直木賞受賞で受賞作家コーナーにあるのを借りてきました。 20数年前の作風か? 事件の取っ掛かりは面白いのだが あまりにもあっさりと解決していくラストは少し残念な短編集。

2014/07/23

ペトロトキシン

計算症、色彩フェチ、そしてゴミ収集変態男と何だか面白そうな設定ですが、事件そのものはちょっと、いやかなりあっさりと解決していきます。昨今大ドンデン返しを後半に準備してる作品が多い中で、これだけ淡泊だと物足りなくなってしまいます。短編集だから仕方ないけど、もう少し切れ味が欲しいと個人的には思いました。

2012/03/24

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