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求愛

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作家
藤田宜永
出版社
文藝春秋
発売日
1998-05-01
ISBN
9784163178202
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求愛 / 感想・レビュー

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巨峰

最後は納得がいかないなぁ。そうなる過程を丁寧に書いていたので、突然でもないわけだけど、だけど、これでは、結局は、自分のことしか考えられなかったと思うほか無いか。でも、人は必ず別の道を見つけられるはずだと思う。ましては、独りではなく二人なのだから。「スター」プロ野球の一流選手に、世界で活躍する女性ピアニスト。そんな二人の大人の?恋愛を、たっぷり描いて、読み応えはあったんだけどなぁ。

2012/10/29

内緒です

精神的に不安定な女は絶えず男がいる。小説の中でも実生活でも同じこと。依存することでしか生きられない人間を忠実に書き表した作品。

2015/10/11

佐島楓

怪我で戦列を離れた野球選手と心を病んだピアニストの恋。だけれどもどちらにも感情移入できなかった。藤田さんは観察型の作家さんなのかなぁ。登場人物に純粋に寄り添うというより淡々と記録していく感じがしました。そこが今まで読んだ作家さんにはなかった筆致で面白かったです。どっぷりラブストーリーにのめりこめるかどうかは・・・?

2011/12/12

4fdo4

暗い。 読む前から分かってはいたが、こんなに暗い話とは思わなかった。 心を病んだピアニストとリハビリ中のプロ野球選手の不倫 結末も救いようがない。 ちょっとうんざりする

2019/04/14

ミントント♪

藤田氏と小池真理子氏はご夫婦で直木賞作家でいらっしゃる。先に私の好きな小池氏が受賞されたけれど(笑)。藤田さんの独特な男女の機微が書かれた恋愛小説も読みやすくていいと思う。共感するかどうかは別にして挫折した男女の恋愛というものは哀しいネガティブな恋であるので、前向きな日の当たる恋愛小説が読みたくなる。でもまた重たい恋愛ものも読みたくなる不思議。

2012/01/22

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