最後の瞬間のすごく大きな変化
最後の瞬間のすごく大きな変化 / 感想・レビュー
mitya
とても独特な文体で、ついていくのが大変でした。村上春樹訳で、あとがきにもあるように、「いったんはまりこむと不思議な中毒性があって、そのややこしさがとにかくぴりぴりと病みつきになる」。こういう作家さんがいるんだと知って、なかなかない読書体験ができました。
2016/08/20
yarake isuke
大学生のころ読んだ。
みんと
フェイスという女性を軸に展開されていく、えぐみがありながらもどこか繊細なお話。 翻訳家が春樹なのも相まって、全体的に読みやすいとは言えない内容でしたが、クセのあるチーズにクセのあるスパイスをかけたら予想以上においしくなったような、そんな不思議な小説でした。 原文は原文で読みづらいんだろうなとも思いますが。 個人的に、牛乳配達でもするみたいにおっぱい触らせて歩いてると評されていた女の子のくだりでえらい笑わされました。
2015/03/18
Acha
タイトル&ジャケ読み。断片的でつながらないのはアメリカ小説のダイゴミだけど、これは雰囲気に浸るには手ごわい一冊でついていけない感ありあり。「あと15年ほどすれば、みんな私と同じようになるのよ。何もかもを間違えてしまうのよ。」・・・多分、すでに15年後な私には心に残るフレーズが幾つか。村上春樹は好きなのだけど、春樹訳は春樹のイメージがつきまとうのが残念なところ。
2013/12/14
mmmatomm
村上春樹関連の本は、超夢中になって読むか、超嫌々ながら読むかのどっちかだ。これは後者だった.
2011/01/06
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