さゆり 上
さゆり 上 / 感想・レビュー
みゆき・K
これは面白い!著者がアメリカ人とは驚きだ。芸妓の世界に惹き込む翻訳も素晴らしい。女子フュギュア中野友加里さんのプログラムを思い浮かべながら読む。今更ながら名プログラム。 https://youtu.be/D-X-5a1Msa0?si=PtfG2DrsNJkaQ2Pi ・・・「捨てる神あれば拾う神あり」は、正にこのことだ。どこまでも執拗に追いかける初桃。負けるな!さゆり。下巻へ続く。※「水の流れは、水だけが決めるもんやあらへん。山や谷があって、おのずと行先ができるように、うちらは生きてんのや」豆葉の名言。
2024/08/18
ペルー
実際は2000年に読みました。読書記録が出てきたので追加。
サティ
久しぶりに小説を読んだ感じ、のめりこみました。作者は日本人でないのに、こんなに芸者のことを書けるってすごいね。ついつい、京都の言葉になってしまいます。描写に目を背けたくなるところもありました。
2018/03/11
Doraneko358
一応、元芸者の衝撃を元に作られた自伝のような体裁をとっているが、この京都の芸者の描写があまりに意地悪なので不審に思って調べてみた。そしたらなんとこの本の作者が元芸者に事実と違うと訴えれていたことがわかった。やっぱりね。そんなわけでこの本は事実とかけ離れた悪意のある本だと思う。
2013/09/01
zakki
祇園の芸妓の世界の描写が興味深く、一気に読んでしまった。女同士の心理的な戦いが恐ろしい。かわいらしいはずの主人公さゆりがわりとしたたかで身勝手なところも面白かった。
2010/03/07
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