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ミューズ

ミューズ

ミューズ

作家
赤坂真理
出版社
文藝春秋
発売日
2000-02-01
ISBN
9784163190402
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ミューズ / 感想・レビュー

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yogi

ゴム、私は小学4年生ぐらいで母からゴムの教育を受けた。小さいながらも不思議だったので6年生の先輩に聞いたら詳しく教えてくれ私はインストールしそこからはマメにアップデートし続ける。私はタコ焼きを食べる時女性にエロい顔で食べてとお願いする。これはいい断られてもいい。小学生の私はモテタ、これもゴム教育のおかげとおもってる。アシンメトリーを愛する私はシンメトリーは苦手だそんな話は関係なく私は最近全然モテナイやはり金がないからか?ミューズの響きを耳や目で楽しむ毎日ではあるがゴムの登場は減ってしまった。モテタ伝説はま

2014/07/12

cogi

母親が宗教にはまり5歳で神とあがめられたが思春期になった主人公はそこから抜け出したいともがく。母親の信仰に苦しんでいるのにも関わらず、愛人である医師の「小悪魔っていうのか君みたいなの」という発言に「ちがうミューズだよ」と返答するところに知らず知らずのうちに内在化してしまっていることに気付き背筋が凍る。幼いときに出て行った父を”助けられなかった”と嘆くが、むしろ、助からなかったのは彼女の方。性描写が多いし、愛人に執着しているように見えるが、実は特に愛していない、自分を取り戻すための道具のようにも見える。

2015/03/18

Brenda

女主人公の心のひだと自分語りに興味があって、勝手に赤坂真理強化週間中。ヴァイブレータに続き2作目。怒ってる女、疲れてる女を通して語られると、のほほんと幸せ(に見える)世界が果てしなく下らなく映るところが好き。 作者の主観なのかな? 高級住宅街に陣取る陳腐で優男な歯科医の、いかにもすぎる学歴とか、某キング夫人の中身なさ過ぎる特集とか(これは、ヴァイブレータに書いてあったことだけど)、そういうディテールに込められた毒気をドキドキしながら反面すごく楽しく読んでいる自分がいる。次はいよいよ、昨年の話題作へ。

2013/06/11

ななしの ななこ

タイトルで「おっ」と思って、読んでみて「え、そっち?」と意外に思い、でもやっぱり。生々しさも振り回される感じ(構成、飛び飛びのエピソード、主人公の思考など)も、女子高生が主人公ということで「ああ、これくらいの歳だとあるよね。あったなあ…」と、意外にあっさり受け入れられたのも大きかったのかもしれません。普段だと構成がきっちりしていないお話は苦手なのですけれど。

2012/09/07

かおるむつみ

つまらない。読み切れなかった。なんでこんなの賞とるんだろ??

2010/01/03

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