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サイレント・ボーダー

サイレント・ボーダー

サイレント・ボーダー

作家
永瀬隼介
出版社
文藝春秋
発売日
2000-03-01
ISBN
9784163190709
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サイレント・ボーダー / 感想・レビュー

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むう

永瀬さんの小説デビュー作。失礼ながら、まだ粗削りながらも、凝ったプロットを撚り合わせて最後まで読ませる筆力は出色ですね^^ ストーリー自体はバイオレンス、ノワールで、幼少期のトラウマから心に闇を抱いたまま大人になった登場人物たちが、次々と殺されてしまうという、まあイヤミスなんですが。そして皆死んでしまった…そんな中、一人だけ生き残り、そして絶望的な暮らしの中、未来へ向けて歩き始めた少年だけが救いです。 この作家さんの作品、これから年代順に楽しんでいくつもりです。

2017/02/09

りちゃ

渋谷で自警団を率いる航とルポライターの仙元がどこで接点を持つのか...焦れったかった。精神的異常で済まされてしまっては、どうにもならない。無駄な死が多い。もやっとしたものを残しつつ読了。

2020/03/17

よむよむ

こんなひどい話があるのかと愕然とした。どうしたらあんな悪魔が出来上がるのだろうか(父親)・・・結末に光が見られるのが救いだった。

n75

39.貧困や家庭内不全、少年犯罪等の社会問題系の話かなと思っていたが途中から様相が変わってきて最後はちょっと…?な感じでしたが、取材の経緯等は面白かった。感情を持たない一人のパワーが最後炸裂しすぎてそこがちょっとな…リアリティを期待していたので挫折した感じ。

2020/05/03

鈴と空

最初からあの人物には歪み・歪さを感じではいたものの想像以上で、しんどい話だった。あの四百万、どうかな…。命がけのそれを無駄にしない、というと美談っぽいけど…。

2010/05/15

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