禿鷹の夜
禿鷹の夜 / 感想・レビュー
みず
20年前の作品なだけに、時代設定の古さが気になったが、読み始めたら一気だった。禿鷹と呼ばれる警察官。もはや警察らしい一面は物語の中に全く出てこない。それどころか人は殺すし金は巻き上げるしめちゃくちゃやってる。そんな禿鷹も愛する人の前ではちゃんと人間らしくいられるようで。愛する人を奪われた禿鷹と、こちらも愛する人を奪われた暴力団組員が真相を突き止めるわけですが、その真相がまたまた驚き。シリーズ物のようなので、図書館が開いたら追いかけてみようかな😁
2020/05/03
5〇5
ハゲタカの凶悪ぶりもここまで徹底するとすがすがしい。ハゲタカに比べると、やくざがいい人に見えてくるw
2014/02/05
たぬ
★4.5 ハードボイルド怖すぎ。もしかして死亡フラグ立ったんじゃ?と思ったキャラはことごとく殺害されてる。しかも交渉の鍵として使うとかそんな悠長なことしてない。殺し屋側がそうならまだしも、この小説は刑事までもがそんなキャラクター。組長の娘もあっけなく殺されてるし。ハゲタカの冷酷さも怖いけどミラグロの執拗さも怖い。これならまだヤクザのほうが優しい。
2018/11/25
ペルーサ
悪いやつなのに意外に純情なんですね。
2015/09/01
まさみつ
今野敏・佐々木譲らによって警察小説が脚光を浴びる昨今、もう一度読み直され、評価されるべき作品。ダシール・ハメットの懐かしい香りがする。
2010/01/20
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