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輪廻

輪廻

輪廻

作家
明野照葉
出版社
文藝春秋
発売日
2000-06-01
ISBN
9784163193106
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輪廻 / 感想・レビュー

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ペトロトキシン

怪談をモチーフとしているのだが、元の怪談話とは怨みの元となる部分が若干ずれているような気がしたのは気のせいでしょうか。元凶となった人物は、この作品を読む限り殺されるべくして殺されているような気もするし(人殺しを肯定してる訳でもないのですが、まぁそれだけの事はしてるとは思う)、それなのにここまで怨みの念で影響を及ぼすのは、逆怨みとしか思えない気がしてきます。元怪談の無意味な殺され方をしての怨みとは怨みの種類が違うのです。だから、元凶の思い描くままの結果になっていくのは、読んでいて非常にもどかしい。

2016/08/26

hushi亜子

いちのに乗り移られた真穂が一番可哀想。何の罪もなく生まれてきたのに、過去に嫌なヤツだった魂が乗り移って仕返しをしていく。実の父親の所に引き取られても、この輪廻は続いていってしまうのかな。

2012/07/04

りちゃ

あら、再読だった。輪廻というより、執念、怨念。女は怖い。

2016/01/16

この作家さん初めて読んだ。ぞわぁっとしつつ一気読み。他のも読んでみたくなりました。

2013/07/07

水沢晶

面白かった!真穂が鳥みたいな声で笑い出したくだりが、もう盛上がりMAX。とにかく物語の展開にどんどん引き込まれて、一気読み。香苗の母親、時枝が凄く好き。

2016/05/05

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